
中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京11月15日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は14日の記者会見で、在日本中国大使館が大使館員に外出を控えるよう指示しているとの日本メディアの報道に関し、一部の日本の政治家やメディアが意図的に事態をあおり立て、世論を惑わせ、焦点をそらそうとしているとし、無責任だと批判した。
林氏はさらに次のように述べた。日本の右翼勢力やネット上には、中国の外交官を脅迫する極端な言論が見られる。中国側はこれを強く懸念し、日本側が厳正に対応し、調査や抑止に取り組むよう求めている。われわれは日本に対し、問題の根源を直視し、悪質な言論を直ちに是正、撤回するよう改めて促す。善悪を取り違え、焦点をそらし、責任を転嫁して逆に相手を非難するようなやり方は許されない。