
民国時代に建設された江蘇省句容市の赤山水門。(9月15日、ドローンから、南京=新華社記者/季春鵬)
【新華社南京11月14日】今年9月に世界かんがい遺産に登録された中国江蘇省句容市の赤山湖かんがい施設は、秦淮河(しんわいが)上流に位置する1700年以上の歴史を持つ水利施設で、現在も7万7千ムー(約5千ヘクタール)の農地を潤している。

江蘇省句容市の赤山湖かんがい施設展示館で、竜骨水車について説明する職員。(9月15日撮影、南京=新華社記者/季春鵬)
平野部の堤防で囲んだ低地にさらに堤を築いて湖を形成し、二重の貯水構造と双方向に開閉できる水門を組み合わせることで、水害と干ばつの両方が起こりやすい低地特有の課題を和らげてきた。

江蘇省句容市の赤山湖かんがい施設展示館で、竜骨水車について説明する職員。(9月15日撮影、南京=新華社記者/季春鵬)
句容市では近年、赤山湖の保全と利用を総合的に進めている。赤山紅砂の採掘場の閉鎖、汚染源となっていた化学工場の操業停止と移転、赤山湖と赤山の景観改善など基礎的な事業を相次いで実施し、湿地の大規模な修復と水利施設の整備で成果を上げている。(記者/季春鵬)

江蘇省句容市の赤山湖国家湿地公園で、磐石水則について説明する職員。(9月15日撮影、南京=新華社記者/季春鵬)

江蘇省句容市の赤山水門ポンプ室で、設備の日常点検とメンテナンスを行う職員。(9月15日撮影、南京=新華社記者/季春鵬)

江蘇省句容市の赤山湖かんがい施設のかんがいエリア。(9月15日、ドローンから、南京=新華社記者/季春鵬)

江蘇省句容市の赤山湖かんがい施設のかんがいエリア。(9月15日、ドローンから、南京=新華社記者/季春鵬)

江蘇省句容市の赤山湖かんがい施設のかんがいエリア。(9月15日、ドローンから、南京=新華社記者/季春鵬)

江蘇省句容市の赤山湖と周辺の農地。(9月15日、ドローンから、南京=新華社記者/季春鵬)

江蘇省句容市の赤山湖かんがい施設のかんがいエリア。(9月15日、ドローンから、南京=新華社記者/季春鵬)

江蘇省句容市の赤山水門と周辺の景色。(9月15日、ドローンから、南京=新華社記者/季春鵬)