
13日、公演後に記念写真を撮るゲストたち。(アモイ=新華社記者/薛瑩瑩)
【新華社アモイ11月14日】中国福建省アモイ市海滄区の東孚街道で13日、「2025年中国金鶏百花映画祭」(11~15日)の一環として映画関係者による地域貢献イベントが行われ、多くの映画関係者が地域の人々と交流した。
中国映画家協会分党组メンバーの薛長緒(せつ・ちょうしょ)氏はあいさつで、「映画関係者が地域に足を運ぶことは、芸術創作の源泉であり、中国映画に尽きることのない生命力を与える。120年にわたって中国映画が輝かしい発展を遂げてきたのは、映画関係者と観客の緊密な交流があってこそ」と述べた。また「今回のイベントをきっかけに、より多くの映画関係者が人々の生活の中に入り込み、生活に寄り添い、心を打つ優れた作品を生み出してほしい」と期待を寄せた。

13日、地域の無形文化遺産、歌仔戯の演目「打金枝」を披露する俳優。(アモイ=新華社記者/許芸潁)
同イベントは、中国文学芸術界連合会、中国映画家協会、アモイ市政府の共催によるもので、俳優の趙暁明(ちょう・ぎょうめい)さん、呉軍(ご・ぐん)さん、閻青妤(えん・せいじょ)さん、田岷(でん・びん)さんらが登場し、地元住民に素晴らしい芸術公演を披露した。
会場では俳優たちの情熱的な演技に加え、歌仔戯(福建省の伝統劇)や糸操り人形劇など、地域の無形文化遺産も上演され、観客は濃厚な閩南(びんなん=福建省南部)文化の中で伝統芸能の魅力を存分に味わった。(記者/薛瑩瑩、許芸潁)