13日、新華社国家ハイエンドシンクタンクが発表した報告書「新型グローバルリーダーシップの共同建設-より公正で合理的なグローバルガバナンスシステムに向けた共同行動」。(ヨハネスブルグ=新華社記者/韓旭)
【新華社ヨハネスブルグ11月14日】新華社国家ハイエンドシンクタンクは13日、南アフリカ・ヨハネスブルグで開かれているグローバルサウスメディア・シンクタンクフォーラムの中国・アフリカパートナーシップ会議で、「新型グローバルリーダーシップの共同建設-より公正で合理的なグローバルガバナンスシステムに向けた共同行動」と題した報告書を中国語と英語で世界に向けて発表した。
報告書は、国際社会は「新型グローバルリーダーシップ」を切実に必要としているとし、新型グローバルリーダーシップは特定の国、グループ、国際組織がもたらすものではなく、多国間のリーダーシップ、国際社会がグローバル問題に積極的に対応するための「共同の力」であると強調した。
新型グローバルリーダーシップを共同で建設するための根本策は、共生の論理で覇権の論理を越えることだと指摘。新型グローバルリーダーシップの共同建設は全人類の共通の価値を価値軸、四大グローバルイニシアチブを体系的な枠組み、平等で秩序ある世界の多極化と包摂的な経済グローバル化の推進をモデル転換の方向とし、人類運命共同体の構築を未来像とする行動戦略に従うことができるとした。
国際社会が新型グローバルリーダーシップを共同で建設することは、共通の危機に根源から対応し、人類のためにより良い明日を創造するのに役立つと提案。中国はこのプロセスの中で常に歴史の正しい側、人類文明の進歩の側に立ち、各国や国際組織と共に時代の困難を和らげ、世界に力を与え、人類の前途のために明るい未来をもたらすと表明した。
13日、ヨハネスブルグの会場で、報告書「新型グローバルリーダーシップの共同建設-より公正で合理的なグローバルガバナンスシステムに向けた共同行動」を読む出席者。(ヨハネスブルグ=新華社記者/韓旭)