東京で「日本の大学生百人が中国を見る」プロジェクトの報告会

東京で「日本の大学生百人が中国を見る」プロジェクトの報告会

新華社 | 2025-11-13 23:14:15

11日、東京で開かれた交流会で合唱する中日両国の学生。(東京=新華社記者/李子越)

 【新華社東京11月13日】在日中国大使館などが主催する中日交流プロジェクト「日本の大学生百人が中国を見る」の報告会が11日、東京で開かれた。訪中した日本人学生と日本に留学している中国人学生、華僑団体の代表ら100人余りが青少年の交流や協力などについて話し合った。

 訪中団の学生らは、複数回の訪問を通じて中国に対する理解がより深く、包括的になったと振り返った。先進的な科学技術や急速に変化する都市景観に加え、美しい自然や奥深い歴史・文化にも引き付けられたという。日本国内では中国に対する偏見が長期的に存在し、真の中国は多様性や開放性に富み、活力に満ちていることも実感したと話した。

11日、東京で開かれた交流会で書道作品を披露する中日両国の学生。(東京=新華社記者/李子越)

 日本の元財務副大臣で公明党特別顧問などを歴任した遠藤乙彦氏は、中日両国の若者たちは持続可能な発展など共通の課題に直面しており、協力して対応し、共に未来を築くべきだとの見解を示した。

 中国大使館の趙宝鋼(ちょう・ほうこう)公使はあいさつで、両国の若者が互いの真の姿を理解し、真実を伝え、信頼と友好を深める行動を積極的に展開することで、中日友好の基礎はより強固で安定したものになるだろうと述べた。

 プロジェクトは中国大使館が主催する若者の友好交流活動で、2024年の開始以来、日本人大学生の訪問団4組が四川省、上海市、河南省、安徽省などを訪れている。(記者/李子越、楊智翔)

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