6日、マカオ国際空港を離陸し深圳国際クルーズ母港のヘリポートに到着したヘリコプター。(深圳=新華社記者/毛思倩)
【新華社深圳11月13日】中国広東省の深圳国際クルーズ母港がこのほど、越境ヘリコプターの出入境運航を正式に開始した。第1陣の乗客を乗せた2機が、マカオ特別行政区のマカオ国際空港-深圳・蛇口クルーズセンター間、蛇口-香港特別行政区の信徳ヘリポート間をそれぞれ飛行した。
2路線の開設により、蛇口から香港島までの移動時間は20分以内、マカオまでは15分以内に短縮される。粤港澳大湾区(広東・香港・マカオ・グレーターベイエリア)が掲げる「30分高効率交通圏」は構想段階から実現段階へと進み、域内連携に加え、「口岸経済」(通関地ハブを通じた物流・経済活動)や「低空経済」(低高度の有人・無人機を活用した経済活動)の発展を後押しすることが期待される。(記者/毛思倩)
6日、深圳国際クルーズ母港でヘリコプターの搭乗券を見せる乗客。(深圳=新華社記者/毛思倩)
6日、深圳国際クルーズ母港でヘリコプターと乗員の検査をするスタッフ。(深圳=新華社記者/毛思倩)