テーマパーク「ハルビン氷雪大世界」。(2月26日、ドローンから、ハルビン=新華社記者/張濤)
【新華社ハルビン11月13日】中国黒竜江省はこのほど、世界レベルの氷雪観光リゾートの構築に全力で取り組むためのアクションプラン、「2025~26年冬季氷雪観光100日行動(25年11月8日~26年2月28日)」を始動させた。
ハルビン市文化広電・観光局の王洪新(おう・こうしん)局長は「亜布力(ヤブリ)国家級スキー観光リゾートは7日に初滑り式を行い、氷雪テーマパークのハルビン氷雪大世界では貯蔵氷20万立方メートルの準備が整った」と紹介。今季のハルビン氷雪大世界の面積が100万平方メートルから120万平方メートルに拡大、使用する氷雪の総量は40万立方メートルに達し、過去最大規模になると明かした。
黒竜江省牡丹江市の「中国雪郷」風景区で、水をまくと一瞬で氷になる現象を体験する観光客。(1月24日撮影、ハルビン=新華社記者/謝剣飛)
黒竜江省漠河市北極村の総合文化観光施設「神鹿極光館」では、オーロラを360度ダイナミックに再現する。屋外観測と連動することで極寒地での観測の課題をクリア。さらに新たにアップグレードしたオーロラ予報システムにより、オーロラ出現をやみくもに待つ必要がなくなった。
この他、スノーモービル体験や氷雪ラリーなどのアクティビティーを通じて、観光客は大興安嶺で極寒のチャレンジを存分に楽しむことができる。(記者/張玥)