12日、金鶏映画学堂で講演する川村元気さん。(アモイ=新華社記者/許芸潁)
【新華社アモイ11月13日】映画プロデューサー・監督、脚本家、小説家の川村元気さんが12日、最新監督作「8番出口」を携え、中国福建省アモイ市で行われた映画教育・育成プログラム「金鶏映画学堂」に登場した。会場で自らの創作理念や革新的な実践経験を語り、映画評論家や学生、若手監督らと映画制作をテーマに交流した。
12日、金鶏映画学堂で来場者の質問に答える川村元気さん(右)。(アモイ=新華社記者/許芸潁)
川村さんは新華社のインタビューで、中国の映画関係者と協力する考えがあるかとの質問に対し「アニメーションと実写映画に限らず、いろいろな中国のフィルムメーカーと仕事したいなと思います。一度「三体」を書いた劉慈欣(りゅう・じきん)さんにお会いしたことがあり、本当に素晴らしい才能だと思って、いつか劉さんとは仕事してみたいと思っています」と応じた。
12日、金鶏映画学堂で作品を紹介する川村元気さん。(アモイ=新華社記者/薛瑩瑩)
金鶏映画学堂は金鶏百花映画祭「映画マーケット」部門の重要イベントで、多くの国際的に著名な監督や専門家を招き、若手映画人やファンが業界の先輩と直接交流できる場を提供。クリエイターの視野を広げ、新たな発想をもたらすことを目指している。(記者/許芸潁、薛瑩瑩)
12日、金鶏映画学堂の会場。(アモイ=新華社記者/薛瑩瑩)