
8日、記念写真を撮影する「高等日語教育」編集部の編集委員たち。(北京=新華社配信)
【新華社北京11月13日】中国の北京大学で8日、同大日本語学科の創立80周年記念事業の一環として北京大学外国語学院、「高等日語教育」編集部、外語教学与研究出版社(外研社)が共催する「高等教育機関の日本語研究・革新学術フォーラム」と「高等日語教育」創刊記念シンポジウムが開かれ、全国の主要高等教育機関で日本語を研究する専門家・学者130人余りが出席した。出席者は高等日本語教育研究の最先端の課題に焦点を当て、新時代における日本語学術研究の方向性を探り、日本語研究と教育事業の革新と発展を推進した。

8日、シンポジウムの会場。(北京=新華社配信)
北京大学外国語学院副院長の付志明(ふ・しめい)教授と外研社総合言語教育出版分社の杜紅坡(と・こうは)副社長がそれぞれ開会の辞を述べ、北京外国語大学の許家金(きょ・かきん)教授、北京大学の潘鈞(はん・きん)教授が基調講演を行い、復旦大学の楊暁敏(よう・ぎょうびん)副教授、上海財経大学の呂雷寧(りょ・らいねい)副教授がテーマ報告を行った。

8日、開会の辞を述べる北京大学外国語学院副院長の付志明(ふ・しめい)教授。(北京=新華社配信)
シンポジウムには「日本語言語研究の多元的融合と革新」「東アジア漢字文化圏の視点からの言語研究」「人工知能(AI)時代の日本語教育と教授法研究の革新的アプローチ」「学際的視点による日本文学研究:新たなパラダイムと方法」「地域・国別研究が主導する日本学研究の革新」の五つの並行分科会が設けられ、30を超える高等教育機関の日本語研究者らがそれぞれのテーマに基づき研究成果を発表。会場では学者同士の活発な意見交換が行われた。

8日、開会の辞を述べる外語教学与研究出版社総合言語教育出版分社の杜紅坡(と・こうは)副社長。(北京=新華社配信)
外研社が出版する学術誌「高等日語教育」は2018年の創刊以来、国内外の日本語学界の最前線で活躍する研究者の結集、高水準の学術交流プラットフォームの構築に力を注いできた。今後も国内外の日本語学者と協力し、中国の日本語学科の発展に向けて新たな一章を書き記していく。

8日、基調講演を行う北京外国語大学の許家金(きょ・かきん)教授。(北京=新華社配信)

8日、基調講演を行う「高等日語教育」編集長の潘鈞(はん・きん)北京大教授。(北京=新華社配信)

8日、テーマ報告を行う復旦大学の楊暁敏(よう・ぎょうびん)副教授。(北京=新華社配信)

8日、テーマ報告を行う上海財経大学の呂雷寧(りょ・らいねい)副教授。(北京=新華社配信)