中国海南省のクリーンエネルギー転換、全国をリード

中国海南省のクリーンエネルギー転換、全国をリード

新華社 | 2025-11-13 10:29:45

海南省の博鰲(ボアオ)ゼロカーボンモデル区に設置された太陽光発電パネル。(3月25日撮影、東方=新華社記者/楊冠宇)

 【新華社海口11月13日】中国海南省東方市の感城港湾には、海岸線に沿って風車が整然と並び、壮大な景色が広がっている。現在稼働中の風力発電基地で、年間2億4900万キロワット時のグリーン(環境配慮型)電力を生み出し、海上の風が生んだ電気が各家庭に届けられている。

 風と太陽の資源に富んだ熱帯の島である同省は、「クリーンエネルギー島」の建設を高品質な発展の柱としている。「第14次5カ年規画(2021~25年)」の開始以降、電力のグリーン化と低炭素化を大きく進めてきた。

 10月末時点で、同省の新エネルギー設備容量は1200万キロワットを超え、最大の電源としての地位を確固たるものにした。ガス火力や蓄電を含むクリーンエネルギーの設備容量比率は87・1%に達し、発電量比率も72・9%となっており、エネルギーの転換は全国をリードしている。(記者/王存福)

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