【新華社宜昌11月13日】中国湖北省宜昌市秭帰(しき)県は、かんきつ類が最も市場に出回る時期を迎え、輸出向け加工企業の生産ラインはフル稼働している。新鮮なかんきつ類は缶詰や果実酢、濃縮果汁などに加工され、米国、ロシア、日本など140以上の国・地域に輸出され、注文が増え続けている。
通年収穫が可能なかんきつ類の主要産地である同県の栽培面積は40万ムー(約2万6667ヘクタール)を超え、2024年の生産額は250億元(1元=約22円)を超えた。
同県のかんきつ類高付加価値加工品の年間輸出額は6500万ドル(1ドル=約155円)を超え、5万戸余りの農家の安定収入につながっている。(記者/潘志偉)