【新華社北京11月12日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、11月11日のニュースをお届けします。
1.中国有人宇宙船「神舟20号」飛行士チームの帰還 秩序立てて推進
中国の有人宇宙船「神舟20号」の帰還ミッションが延期された後、中国有人宇宙プロジェクト弁公室は「生命を最優先に、安全を第一に」という原則を堅持し、直ちに緊急対応計画と措置を発動しました。「神舟20号」に対して全面的なシミュレーション分析、試験、安全性評価を実施し、飛行士チームの帰還実施計画を検討。各システムが手順に従って各種試験・連携検証を行い、重要部品の状態確認と品質確認を進めています。着陸場では飛行士チーム帰還に向けた総合訓練が行われており、全ての作業は計画に沿い秩序立てて進められています。現在、宇宙ステーションの複合体は正常な状態を維持しており、2組の飛行士チームが軌道上で滞在できる能力を備えています。「神舟20号」の飛行士チームは通常通りに勤務、生活しており、「神舟21号」の飛行士チームと共に、軌道上での科学実験を共同で進めています。
2.通販セール「双11」で郵便センター大忙し 黒竜江省ハルビン市
中国で11月11日の「独身の日」に合わせて行われる大規模なネット通販セール「双11(ダブルイレブン)」が販売のピークを迎え、中国郵政集団の黒竜江省ハルビン郵区センターは夜通し明かりがともり、活気にあふれています。
3.三星堆のオリジナルグッズが好評 四川省広漢市
中国四川省広漢市の三星堆(さんせいたい)遺跡ではここ数年、重要な考古学的発見や成果が続々と公開、展示され、それに伴い三星堆博物館のミュージアムグッズも好調な売れ行きを見せています。遺跡から出土した黄金仮面や青銅器などをモチーフにした商品も登場し、人気を集めています。
4.千年の時を刻む黒城、歴史を物語る 内モンゴル自治区
中国内モンゴル自治区アルシャー盟エジン旗にある黒城(カラ・ホト)遺跡は、2001年に第5次全国重点文物保護単位に指定されました。9世紀に築かれた城郭都市で、西夏時代に黒山威福軍司、元代に亦集乃(エチナ)路総管府が置かれました。かつては居延古道の交通の要衝でした。
5.オーストラリアで暮らすパンダ「星秋」「怡蘭」
中国のジャイアントパンダ「星秋(シンチウ)」と「怡蘭(イーラン)」が2024年12月15日にチャーター機でオーストラリアのアデレードに到着し、両国の新たなパンダ保護・研究協力が始まりました。2頭はオーストラリアで10年間を過ごすことになっています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。