貴陽市で中日韓囲碁招待戦「陽明杯」 中国の丁浩が優勝

貴陽市で中日韓囲碁招待戦「陽明杯」 中国の丁浩が優勝

新華社 | 2025-11-05 16:23:45

10月31日、井山裕太棋士と中国の王星昊(おう・せいこう)棋士の対局。(貴陽=新華社配信)

 【新華社貴陽11月5日】中国貴州省貴陽市で10月31日~11月3日、「2025年陽明杯中日韓囲碁精鋭招待戦」が開かれた。中国の丁浩(てい・こう)棋士が優勝し、明代の思想家、王陽明をかたどった特別な優勝杯を手にした。

 大会は、陽明学の祖とされる王陽明が「心即理(心こそ理である)」との悟りを開いた地、貴陽市修文県竜場にゆかりを持つことから、その名を冠した。開幕日は王陽明の新暦換算の誕生日である10月31日に合わせた。

 日本の井山裕太棋士は、囲碁は二人の棋士が共に完成させる芸術であり、対戦相手は棋盤上で作品を創る協力者でもあると強調。すべての一手は相手への応答であり、そのやりとりは独奏ではなく息の合った合唱だと語った。(記者/向定傑、周芷若)

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