中国国際輸入博、８年目で輸入展示品累計４１００ロット、総額８０億元超す

第８回輸入博関連の展示ブースを現場で監督・管理する上海税関の職員。（資料写真、上海＝新華社配信）

　【新華社上海１１月４日】中国上海税関がこのほど発表した統計によると、中国国際輸入博覧会（輸入博）が始まってから今年これまでに、輸入展示品は累計４１００ロット余り、総額は８０億元（１元＝約２２円）を超えた。

　２０１８年から２４年までの過去７回の輸入博で、上海税関が監督・管理した輸入展示品は累計３８９０ロット、総額は約１１億２千万ドル（１ドル＝約１５４円）に上る。また、今月５〜１０日に行われる第８回輸入博に向け、同税関は１０月３１日時点で展示品２８９ロット、総額２４７０万ドルの通関手続きを完了した。このうち大半の展示品はすでに会場に運ばれており、展示作業が進んでいる。

第８回輸入博に出展する保税宝飾品を監督・管理する上海税関の職員。（資料写真、上海＝新華社配信）

　第１回輸入博開催以降、税関はマルタのマグロやアフガニスタンのザクロ、オーストラリアのアボカド、ベナンのパイナップルなど１２カ国からの動植物製品と食品計７４ロットの「中国デビュー」を支援してきた。輸入博は、世界が中国市場にアクセスするための重要な入り口になりつつある。（記者／呉宇）