中国の第42次南極科学観測隊、上海を出発

中国の第42次南極科学観測隊、上海を出発

新華社 | 2025-11-01 19:59:05

1日、中国極地調査国内基地ふ頭で撮影された極地調査砕氷船「雪竜」と「雪竜2」の出航式。(上海=新華社記者/方喆)

 【新華社上海11月1日】中国自然資源部が組織した第42次南極科学観測隊が1日、中国上海市を出発し、南極へ向かった。今回の調査は国家の需要と世界の先端技術をめぐり、秦嶺(しんれい)基地の施設整備とシステムの調整を進める。内陸部の深い氷層にある湖で初めて科学掘削試験を実施し、3千メートルを超える氷層のサンプル採取を行う。6輪駆動車「雪豹」やTHT550全油圧高出力けん引装置などを現場で検証する。

 調査は極地調査砕氷船「雪竜」と「雪竜2」の2隻で行われ、国内の80以上の機関から500人余りの隊員が参加する。タイやチリ、ポルトガルなど10余りの国と地域の研究者も招かれ、調査に参加する。2026年5月に任務を終え、帰国する予定となっている。

1日、極地調査砕氷船「雪竜」で見送りに来る人々と手を振って別れを告げる科学観測隊の隊員。(上海=新華社記者/方喆)

1日、家族から贈られたキンモクセイの花束を持ち、別れを告げる科学観測隊の隊員。(上海=新華社記者/方喆)

1日、極地調査砕氷船「雪竜」で見送りに来る人々と別れを告げる科学観測隊の隊員。(上海=新華社記者/方喆)

1日、中国極地調査国内基地ふ頭で停泊する極地調査砕氷船「雪竜」。(上海=新華社記者/方喆)

1日、中国極地調査国内基地ふ頭で停泊する極地調査砕氷船「雪竜2」。(上海=新華社記者/方喆)

1日、中国極地調査国内基地ふ頭から出航する極地調査砕氷船「雪竜2」。(上海=新華社記者/方喆)

1日、出航した極地調査砕氷船「雪竜」(手前)と「雪竜2」。(上海=新華社記者/方喆)

1日、中国極地調査国内基地ふ頭から出航する極地調査砕氷船「雪竜」。(上海=新華社記者/方喆)

1日、出航した極地調査砕氷船「雪竜」(手前)と「雪竜2」。(上海=新華社記者/方喆)

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