北京市の工業企業売上高、１～９月は５・７％増

自動車メーカー、理想汽車の北京スマート製造基地の組立ラインで働く作業員。（６月１８日撮影、北京＝新華社記者／鞠煥宗）

　【新華社北京１０月２９日】中国北京市統計局が２８日に発表した１～９月の一定規模（主要事業の年間売上高２千万元、１元＝約２１円）以上の工業企業の売上高は前年同期比５・７％増の２兆３６９７億１千万元、利益総額は６・４％減の１３５３億１千万元だった。

　商業登記別の利益総額は、内資企業が１６・８％増の８９８億３千万元、外資企業と中国香港・マカオ・台湾地区投資企業が３２・８％減の４５４億８千万元。規模別の利益総額は、大・中規模企業が１０・８％減の１０９４億９千万元となった。

　工業大分類３７業種のうち、２０業種の利益は増加し、２業種の赤字は減少した。うち電力・熱の生産・供給業の利益総額は６・４％減の３５２億４千万元、自動車製造業は１１・５％増の１９８億２千万元、コンピューター・通信・その他電子機器製造業は４２・１％減の１４２億１千万元、医薬品製造業は２４・０％減の１１７億１千万元、専用設備製造業は２３・８％増の１０１億元だった。

　９月末時点の一定規模以上の工業企業の売掛金は１２・６％減の６５８５億１千万元、完成品在庫は２・５％減の１６１４億４千万元となった。