26日、福建省福州市の福州長楽国際空港で、ウオーター・サルート(水門礼)による歓迎を受けるプノンペン発のエア・カンボジア機。(福州=新華社記者/林善伝)
【新華社福州10月28日】中国福建省で初めてとなる以遠権に基づく「プノンペン-福州-東京」旅客路線が26日、正式に就航した。
以遠権とは、ある国の航空会社が特定の国際路線を運航する際、第三国に寄港して旅客や貨物を乗降させる権利を指す。通常、国際路線は2国間で運航されるが、以遠権が開放されることで航空会社は第三国で旅客や貨物の取り扱いが可能となり、3カ国間での輸送が実現する。
26日、福建省福州市の福州長楽国際空港の駐機場で行われた就航セレモニー。(福州=新華社記者/林善伝)
開設路線はカンボジアのプノンペン、中国の福州、日本の東京(成田)を結び、3カ国の経済貿易や文化交流・協力、地域経済の発展などを促進する上で重要な意義を持つ。
26日、福建省福州市の福州長楽国際空港に到着したプノンペン発のエア・カンボジア機。(福州=新華社記者/林善伝)
26日、福建省福州市の福州長楽国際空港で東京行きの搭乗手続きの列に並ぶ乗客。(福州=新華社記者/林善伝)