タクラマカン砂漠に残る集落跡「ニヤ遺跡」 中国新疆ウイグル自治区

タクラマカン砂漠に残る集落跡「ニヤ遺跡」 中国新疆ウイグル自治区

新華社 | 2025-10-28 14:28:46

17日、ニヤ遺跡の仏塔。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

 【新華社ウルムチ10月28日】中国新疆ウイグル自治区和田(ホータン)地区民豊県にある尼雅(ニヤ)遺跡は、漢代に栄えた都市国家「精絶国(チャドータ)」の跡地で、ニヤ川下流域のかつての三角洲に位置した。タクラマカン砂漠の南縁に現存する最大規模の集落遺跡群となる。

 1901年に英国の考古学者オーレル・スタインが発見してから、1世紀以上が経過している。これまでの発掘調査で住居跡や墓葬、水利施設、城址などが多数見つかり、佉盧文(カローシュティー文字)や漢籍、精巧な彫刻が施された建築部材、貨幣、絹織物、美術品など貴重な文化財が大量に出土した。

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ホータン=新華社記者/辛悦衛)

 ニヤ遺跡はシルクロード西域南道沿いの漢・唐代オアシス集落遺跡を総合的に研究するために重要な役割を果たしており、砂漠地帯のオアシス都市国家集落における人類文化と環境の変化の関係を研究する上で重要な意義がある。(記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の仏塔。(ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

17日、ニヤ遺跡の遺構。(ドローンから、ホータン=新華社記者/辛悦衛)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。