ドイツは明確に「台湾独立」反対を 独外相発言で中国外交部

ドイツは明確に「台湾独立」反対を 独外相発言で中国外交部

新華社 | 2025-10-25 09:41:00

中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京10月25日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は24日の記者会見で、ドイツのワーデフール外相が取材で、「一つの中国」政策を堅持する同国政府の立場は変わらないものの、具体的な実施についてはドイツが独自に決定し、武力行使による台湾海峡の現状変更は支持しないと述べたとの報道に関し、ドイツが「一つの中国」原則を厳守し、旗幟(きし)鮮明に「台湾独立」の分裂行為に反対するよう希望すると表明した。

 郭氏は次のように述べた。世界に中国は一つしかなく、台湾は中国の一部であり、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法政府である。これは「一つの中国」原則の最も完全で、最も正確で、唯一の表現であり、「独自に決定」するいかなる理由も余地もない。

 台湾海峡の平和と安定における当面の最大の脅威は「台湾独立」の分裂行為と外部勢力による容認と支持である。台湾海峡の平和と安定を守るには「一つの中国」原則を堅持しなければならず、「台湾独立」に明確に反対しなければならない。台湾海峡の現状維持だけを語り、「台湾独立」反対を語らないのは「台湾独立」活動を実質的に容認、支持することであり、台湾海峡の平和と安定を大きく損なう。

 ドイツが「一つの中国」原則を厳守し、旗幟鮮明に「台湾独立」の分裂行為に反対することを希望する。

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