広がる美田 中国食糧安全保障の底力

広がる美田 中国食糧安全保障の底力

新華社 | 2025-10-21 22:45:31

14日、吉林省公主嶺市で、田園地帯を走る高速鉄道の列車。(ドローンから、公主嶺=新華社記者/張楠)

 【新華社北京10月21日】中国は第14次5カ年規画(2021~25年)の実施以降、食糧安全保障戦略を深く進め、その基礎を全方位的に固めてきた。

 高規格農地の累計面積は10億ムー(約66万7千平方キロ)以上となり、2024年の食糧生産量は1兆4千億斤(7億トン)と20年に比べ740億斤(3700万トン)増えた。1人当たり食糧占有量も500キロに達した。

16日、山東省棗荘市劉嶺村で、収穫したトウモロコシを天日干しする農家の人。(棗荘=新華社配信/孫中喆)

 新技術は種子の育成から収穫、貯蔵に至る食糧の生産・流通の質と効率を向上させ、農業の「新たな質の生産力」(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)の発展枠組みの形成を後押ししている。

 第14次5カ年規画は間もなく終了し、第15次5カ年規画(2026~30年)が始まる。中国は世界の食糧安全保障により多くの知恵と力で貢献する。

14日、黒竜江省牡丹江市沙虎村の水田で、収穫の準備をする農家の人。(ドローンから、ハルビン=新華社記者/張濤)

重慶市黔江区五里鎮の棚田。五里鎮の水稲の作付面積は5300ムー(約353ヘクタール)で武陵山地区の主要な食糧生産地の一つとなっている。(9月18日、ドローンから、重慶=新華社記者/唐奕)

江蘇省淮安市盱眙(くい)県の江蘇省農墾集団三河農場で、収穫後に保管される小麦。(5月28日撮影、淮安=新華社記者/季春鵬)

江蘇省南通市通州区の高規格農地で、小麦を収穫する収穫機。(5月27日、ドローンから、南通=新華社配信/翟慧勇)

海南省の三亜崖州湾科技城中国種子集団で稼働するハイスループット型全自動核酸抽出装置。(9月26日撮影、三亜=新華社記者/楊冠宇)

16日、江蘇省連雲港市城頭鎮で、水稲を収穫する収穫機。(連雲港=新華社配信/司偉)

四川省攀枝花(はんしか)市米易県安全村の高規格農地。(7月9日、ドローンから、攀枝花=新華社記者/江宏景)

安徽省淮北市濉渓(すいけい)県で、小麦を収穫する収穫機。(5月28日撮影、淮北=新華社配信/万善朝)

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