雲南省普洱駅で中国ラオス鉄道の列車を待つ人たち。(9月20日撮影、昆明=新華社記者/邢広利)
【新華社昆明10月17日】中国国有鉄道会社、中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路昆明局集団は16日、雲南省昆明市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ「中老鉄道」の開業から15日までに、ラオスやタイなど115カ国・地域からの越境旅客数が延べ60万人を超えたと明らかにした。今年の越境旅客数は20万4千人となり、年々増加している。
総延長1035キロの中老鉄道は、2021年12月3日に開業した。越境移動の需要に対応するため、両国の鉄道当局は23年4月13日に国際旅客列車の運行を開始。今年7月からは1往復増便され、現在の運行本数は1日4本となっている。座席数も当初の250から420に拡大し、1日当たりの越境旅客数は1400人余りに増加した。
中国ラオス鉄道の国際旅客列車は運行開始以来、利便性と快適さで人気の交通手段となっている。