吉林省長春市で行われた航空イベントに合わせ、編隊で飛ぶ空中給油機と戦闘機。(9月19日撮影、長春=新華社記者/顔麟蘊)
【新華社北京10月16日】中国は「第14次5カ年規画(2021~25年)」期間に科学技術分野で歴史的な成果と変革を達成した。背景には世界最多となった研究開発者らの支えがある。
21年に47万2千人だった中国の基礎研究従事者は23年に57万5千人まで増加。24年の高被引用論文著者は21年比50%増の延べ1405人で世界全体の5分の1を占めた。
有人宇宙船「神舟17号」の唐勝傑(とう・しょうけつ)飛行士が宇宙ステーションで撮影した宇宙の写真。(北京=新華社配信)
過去5年間、科学技術分野では若手が大きな力を発揮した。国家重点研究開発計画のリーダーのうち、45歳以下の比率は43・3%だった。
科学技術部の担当者によると、第15次5カ年規画(26~30年)期間は科学技術強国建設の戦略目標を軸に、教育・科学技術人材の総合的な育成を推進し、主要な課題において一流の指導的人材とイノベーションチームを養成することで人材競争の優位性を構築する。