中国外交部「科学技術発展の成果を今後も世界と共有」

中国外交部「科学技術発展の成果を今後も世界と共有」

新華社 | 2025-10-15 16:25:00

 【新華社北京10月15日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は14日の記者会見で、国際ロボット連盟(IFR)の伊藤孝幸会長が最近のインタビューで、中国のロボット産業は前例のないペースで発展し、世界の製造業自動化の重要なエンジンになっていると述べたことについてコメントを求められ、中国は今後もイノベーション主導型戦略を継続し、「よりオープンな姿勢で世界市場とつながり、科学技術発展の成果を世界と共有していく」と強調した。

 林氏は次のように述べた。IFRが発表したリポート「ワールドロボティクス2025」によると、中国の産業用ロボット稼働台数は2024年に200万台を超え、世界最大規模となっている。これと同時に、中国製ロボットは自動車、エレクトロニクス、金属機械、家事支援、医療・教育などの分野で幅広く活用され、実験室から工場の生産ライン、そして各国の一般家庭へと広がりつつある。

 中国ロボットの量産化と活用場面の多様化の背後には、旺盛なイノベーションの原動力と産業発展環境の絶え間ない改善がある。これは国内企業の急成長を促しただけでなく、国際的なサプライチェーンと関連産業の協調的発展をけん引している。中国のハイテク企業は50万社を超え、スマート製造とデジタル化の最先端を代表する「ライトハウス(灯台)工場」は世界で最も多く、全体の40%以上を占める。これらの企業は中国経済に絶えず新たな活力をもたらし、世界の科学技術の進歩に知恵と力をささげている。

 イノベーションは発展の最大の原動力である。中国は今後もイノベーション主導型発展戦略を継続的に推進し、よりオープンな姿勢で世界市場とつながり、科学技術発展の成果を世界と共有していく。

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