【新華社北京10月13日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は13日午前、世界女性サミットの開会式で基調演説を行った。
習氏は次のように指摘した。中国は女性事業を中国式現代化の広範な実践に組み込むことを堅持している。長年の努力を経て、中国の女性事業は歴史的な成果を収め、歴史的な変革を遂げた。われわれは人類史上最大規模の貧困脱却の難関攻略戦に勝利し、6億9千万人の女性が共に「小康(ややゆとりのある豊かさ)」にまい進し、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を前倒しで実現した。中国の妊産婦死亡率は1995年より約80%低下し、母子保健の主要指標は世界の中高所得国の中で上位に位置する。
今日、中国の女性は経済社会の発展の中で真に「半辺天(天の半分を支える)」の役割を発揮している。全就業人口に占める女性の割合は4割を超え、インターネット分野の起業家の半数以上が女性であり、過去4回の夏季五輪で女性メダリストは6割を超えた。新時代の中国女性はかつてない自信と活力で国家と社会ガバナンスの全過程に参加し、農村振興と共同富裕の最前線で奮闘し、科学技術革新とデジタル変革の最先端で懸命に努力し、力強く突き進む女性の輝かしい章をつづっている。中国式現代化の新たな道のりにおいて、全ての女性が主役である。