カンボジア女性問題担当相「世界女性サミット、女性事業発展の弾みに」

カンボジア女性問題担当相「世界女性サミット、女性事業発展の弾みに」

新華社 | 2025-10-11 19:33:15

新華社の取材に応じるカンボジアのイン・カンタパビ女性問題担当相。(9月26日撮影、プノンペン=新華社配信)

 【新華社プノンペン10月11日】カンボジアのイン・カンタパビ女性問題担当相はこのほど、首都プノンペンで新華社の取材に応じ、近く北京で開催される世界女性サミットは関連事業の発展に新たな原動力をもたらす重要な機会になるとの考えを示した。

 イン氏はサミット出席のため北京訪問を予定しており、「今回は過去30年間における世界の女性事業発展の成果を振り返るだけでなく、約束を再確認する機会でもあり、今後の協力と革新を促進し、リーダーシップを示す場となるだろう」と述べた。

 また、女性のエンパワーメント推進で中国が遂げてきた目覚ましい進歩に深い感銘を受けたとし、中国はジェンダー平等の促進を重視し、デジタル技術や人工知能(AI)の発展、科学教育分野における女性のリーダーシップ向上に尽力しており、「イノベーターや変革の担い手としての女性の潜在力を引き出すもので、カンボジアにも大いに示唆を与えてくれる」と語った。

新華社の取材に応じるカンボジアのイン・カンタパビ女性問題担当相。(9月26日撮影、プノンペン=新華社配信)

 イン氏は過去30年間にわたり中国が世界のジェンダー平等推進に果たした貢献は計り知れないと考えている。1995年に国連の第4回世界女性会議が北京で開催されて以来、中国は常に「北京宣言」と「行動綱領」の趣旨と精神を堅持し、世界中のパートナーの能力構築を支援してきた。特に180以上の国と地域で20万人以上の女性人材を育成し、世界の女性のリーダーシップや専門知識、分野横断的な革新力の向上に寄与してきた。

 一方、グローバルサウス諸国で女性事業は依然として厳しい課題に直面していると指摘。中国が提起するグローバルガバナンス・イニシアチブは、国際協力の強化と包摂的な発展の促進に向けたタイムリーな枠組みを提供しており、グローバルサウス諸国が連帯と革新、共同のリーダーシップを通じて課題の解決策を共に見いだし、女性のエンパワーメントを推進できると信じていると述べた。

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