【新華社北京10月10日】中国交通運輸部は10日、米国の船舶に対し14日から特別港湾使用料を徴収するとの公告を発表した。
米通商代表部(USTR)は4月、中国の海事、物流、造船分野に対する通商法301条に基づく最終措置を発表し、中国企業が所有、運航する船舶や中国籍船舶、中国製船舶に対し、10月14日から港湾使用料を追加で徴収するとした。
交通運輸部の報道官によると、同部は国際海運条例などの法律・法規と国際法の基本原則に基づき、国務院の承認を経て、米国の船舶に対し14日から特別港湾使用料を徴収すると発表した。報道官は「これは中国海運企業の合法的権益を守るための正当な措置だ」と述べ、「米国に対し、誤ったやり方を直ちに改め、中国海運業への不当な抑圧をやめるよう促す」と表明した。