エレンホト口岸を通過し中国側に入る「中欧班列」。(9月3日、ドローンから、エレンホト=新華社配信/郭鵬傑)
【新華社フフホト10月9日】中国内モンゴル自治区のエレンホト(二連浩特)口岸(通関地)を8日、自動車部品や日用品などを満載した「中欧班列」(中国と欧州を結ぶ国際貨物定期列車)の1293便が出境した。これにより、同口岸を経由して出入境した中欧班列の年間運行本数は前年より39日早く3千本に到達し、3年連続で3千本を超えた。中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路フフホト局集団が明らかにした。
エレンホト口岸は今年、「鉄道部門・地方政府・企業」が連携する一体的な物流の強みを発揮し、貨物輸送に対する需要をリアルタイムに把握し、手続きを見直し、税関、出入境検査などの連携を強め、中欧班列の効率的な運行を確保している。
同口岸は中欧班列の中央ルート唯一の出入境通関地で、経由する路線は74路線、累計運行本数は2万1千本近くに上る。