コレクター李巍の異彩の人生 日本での展示

コレクター李巍の異彩の人生 日本での展示

新華社 | 2025-10-04 10:12:18

 【新華社北京10月4日】人の命に限りはあるが、文明を担った宝物は時を超え、千年後も輝き続ける。文化財を見つめ、味わい、語らう。それは既に彼の50年余りの収集人生に溶け込んでいた。

 彼の名は李巍(り・ぎ)。今年77歳。50年余り前の一度の善行が仏像や収集活動と生涯の縁を持つことになるとは、全く予想できなかったという。

 中国の優れた伝統文化の魅力を世界に伝えるため、李さんは海外で展覧会を開催した。刺繍タンカは日本で大きな反響を呼び、李さんは文明交流の奇跡を目にした。

 時の流れの中で、人はやがて無我の境地に至る。中国文化への深い愛を胸に、李さんは天と地の間を歩み続けている。

 宝物の光は放たれた。それは中国各民族の文化の交流をいきいきと示し、世界の文明に対する中国文明の卓越した貢献を内に秘めている。

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