「天問2号」探査機と地球が並んで写った画像。(北京=新華社配信)
【新華社北京10月1日】中国国家航天局は1日、5月29日に打ち上げた惑星探査機「天問2号」が軌道飛行中に撮影した、探査機自身と地球を同時に写した画像を公開した。
画像は探査機のロボットアームに取り付けられた監視カメラで撮影された。「天問2号」は軌道飛行を125日間続け、その間にサンプル採取装置の展開や電子機器の自己点検などを実施し、各システムは正常に動作している。宇宙環境観測装置による観測も行い、有効な科学データを取得している。
現在、探査機と地球の距離は約4300万キロメートル、小惑星「2016HO3」との距離は約4500万キロメートルで、軌道飛行は順調に進んでいる。