中国製造業PMI、9月は49・8 引き続き上昇

中国製造業PMI、9月は49・8 引き続き上昇

新華社 | 2025-10-01 11:31:45

重慶市渝北(ゆほく)区にある長安汽車のスマート工場で稼働する自動化生産ライン。(9月18日撮影、重慶=新華社記者/王全超)

 【新華社北京10月1日】中国国家統計局サービス業調査センターと中国物流購買連合会が9月30日に発表した今年9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月から0・4ポイント上昇して49・8となり、製造業の景況感は引き続き改善した。

 企業の生産拡大が加速した。生産指数は前月比1・1ポイント上昇して直近6カ月で最高の51・9となり、製造業の生産活動の活発さを示した。新規受注指数は0・2ポイント上昇の49・7となり、市場需要の景況感はやや改善した。製造業の生産回復にけん引され、企業の原材料調達が加速し、調達量指数は51・6に上昇した。

 大企業のPMIは0・2ポイント上昇の51・0で、引き続き節目の50を上回り、安定と拡大を維持した。中規模企業のPMIは0・1ポイント低下の48・8となり、景況感はおおむね安定している。小規模企業は1・6ポイント上昇の48・2となり、景況感が改善した。

 三大重点産業は拡大した。設備製造業のPMIは51・9、ハイテク製造業は51・6、消費財製造業は50・6で、いずれも製造業全体を上回った。三大重点産業の生産指数と新規受注指数はそろって50・0を上回り、関連産業の生産・需要は活発だった。高エネルギー消費産業は0・7ポイント低下の47・5となった。

 企業の見通しは引き続き改善した。生産経営活動期待指数は0・4ポイント上昇の54・1となり、3カ月連続で上昇し、製造業企業が最近の市場の発展について前向きな期待を持っていることを示した。業種別では、農産物・食品加工、自動車、鉄道・船舶・航空宇宙設備などの生産経営活動期待指数が57・0以上の高水準となり、業界の発展に対する企業の高い自信を示した。

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