中国の生物圏保護区2カ所、ユネスコエコパークに登録

中国の生物圏保護区2カ所、ユネスコエコパークに登録

新華社 | 2025-09-30 09:15:15

内モンゴル自治区の大青山国家級自然保護区に生息するモウコノウマ。(7月14日撮影、パリ=新華社配信/張赫凡)

 【新華社パリ9月30日】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は27日、中国の大青山生物圏保護区と周至生物圏保護区を含む26カ所を新たに生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)として認定したと発表した。これにより、国際生物圏保存地域ネットワーク登録保護区は785カ所となった。

 大青山生物圏保護区は内モンゴル自治区に広がる陰山山脈の中部に位置し、面積は約3900平方キロに及ぶ。陰山山脈の生物多様性と生態系の豊かさが最も顕著に表れている地域とされ、保護区内には約1200種の高等植物、300種の脊椎動物、1800種の節足動物が生息している。

 一方、周至生物圏保護区は陝西省に広がる秦嶺山脈の南北斜面の境界部に位置し、面積は約690平方キロに及ぶ。森林被覆率は96%に達し、保護区内には秦嶺ジャイアントパンダや四川キンシコウ、大型カモシカのターキンなど希少種を含む多様な動植物が生息、生育している。

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