中国外交部、台湾当局「海洋政策白書」を批判

中国外交部、台湾当局「海洋政策白書」を批判

新華社 | 2025-09-29 22:25:15

記者会見に臨む中国外交部の郭嘉昆報道官。(北京=新華社配信)

 【新華社北京9月29日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は29日の記者会見で、台湾当局が最新の「海洋政策白書」で大陸の海警船が釣魚島周辺海域で日本の艦艇や航空機、漁船に干渉して釣魚島の主権問題を際立たせていると主張したとの質問に、民進党当局は事実を歪曲して是非を曖昧にし、物事の根本を忘れて民族的立場を完全に失い、中華民族全体の利益に背いていると批判した。

 郭氏は次のように述べた。釣魚島と付属島しょは中国固有の領土であり、中国の領有権を損なう挑発行為に対し、中国政府が一切の必要な措置を講じて断固対処するのは当然である。関係の措置は合理的かつ合法的で、批判の余地はない。

 海峡両岸(大陸と台湾)は共に一つの中国に属する。国家主権と領土の一体性を守ることは、両岸の全ての中国人の共通の責任である。民進党当局は事実を歪曲して是非を曖昧にし、物事の根本を忘れて民族的立場を完全に失い、中華民族全体の利益に背いている。このような行為は、「台湾独立」勢力が政治的私利のために手段を選ばず、歯止めを失った段階に至っていることを改めて浮き彫りにした。必ずや両岸同胞の唾棄(だき)と歴史の清算を受けるだろう。

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