【新華社貴陽9月26日】中国貴州省で28日、3年以上にわたって建設が進められてきた「世界一高い橋」花江峡谷大橋が開通を迎える。
同省政府新聞(報道)弁公室が24日に開いた記者会見によると、黔西南(けんせいなん)プイ族ミャオ族自治州と安順市の境界に架かる花江峡谷大橋は、同省の六安高速道路(六枝特区-安竜県)の重要なプロジェクト。全長2890メートル、主径間1420メートルで、山岳地帯では世界最長の主径間を持つ鋼トラス桁構造のつり橋となる。谷底の水面から橋面までの高さは625メートルで、省内の北盤江(ほくばんこう)第一橋(高さ565メートル)を抜いて世界一高い橋となる。(記者/劉勤兵、向定傑)