【新華社北京9月23日】秋分は二十四節気の16番目に当たる節気で、「秋を分ける」の文字通り、秋を六つに分けた節気うちの中間に当たる。昼夜の長さがほぼ同じで、この日を境に次第に昼は短く、夜が長くなる。
秋分は「雷始収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」と言われるように、半年間、幾度も鳴り響いた雷がようやく収まる。
にぎやかに鳴いていた虫たちも冬の到来を悟り、急いで地中にもぐる。土で穴を塞いで寒さや外敵から身を守り、静かに来年の春を待つ。
春から夏にかけて溜まった湿気や水気が抜け、草木が潤いを失う。天地万物が枯れていく。