中国・重慶市の文化産業と観光業、２４年の増加値はともに１４００億元超す　

多くの観光客が訪れた重慶市渝中区の解放碑商業圏。（２０２４年８月２３日撮影、重慶＝新華社記者／王全超）

　【新華社重慶９月２２日】中国重慶市政府はこのほど開かれた記者会見で、同市の文化産業の２０２４年の増加値（付加価値額）は年平均１０・６％増の１４５２億７千万元（１元＝約２１円）、観光業の増加値は年平均９・３％増の１４０１億３千万元だったと明らかにした。市場主体数は新たに６万社増加し、総数は２０万社を超えた。

観光客を乗せて出航した夜景観賞の遊覧船。（２０２４年８月２３日撮影、重慶＝新華社記者／王全超）

　同市は「第１４次５カ年規画（２０２１～２０２５年）」期間中、製品のイノベーションや産業の高度化を推進し、革命史跡などを巡る「赤色観光」や都市観光などが盛んに発展した。国家Ａ級観光地（Ａから５Ａまでの５ランク）は２０９カ所から３２３カ所に、観光リゾート区は２２カ所から３２カ所に増えたほか、観光レジャー街区を３０カ所新設し、観光客により多くの選択肢を提供した。