中国・広東省の保税輸入自動車台数、1~8月は70%増

中国・広東省の保税輸入自動車台数、1~8月は70%増

新華社 | 2025-09-18 11:21:45

 16日、ドイツから輸入されたポルシェを満載して、広東省広州市の黄埔総合保税区を出発する車両運搬車。(広州=新華社配信)

 【新華社広州9月18日】中国広東省広州市の黄埔税関がこのほど発表した統計によると、黄埔総合保税区の今年1~8月の自動車輸入台数は前年同期比70・4%増の8300台余り、貨物額は37億6千万元(1元=約21円)だった。

 同税関では、1件の通関申告書に記載された貨物について、トラックを繰り返し使用して複数回に分けて運ぶことを認める「一票多車」の監督管理改革を実施し、企業の物流効率向上を支援している。

 地元の貿易会社、広州市中海竜国際貿易の謝暁蘭(しゃ・ぎょうらん)総経理は、「以前は1台の車両で1回しか運べなかったが、今では何往復もできるようになり、顧客に車を引き渡す時間も短縮されたことで、輸送コストを30%ほど節約できた」と語った。

 同保税区の輸入自動車事業は現在、メルセデス・ベンツやポルシェなど複数の世界的な自動車ブランドの誘致に成功し、粤港澳大湾区(広東省・香港・マカオグレーターベイエリア)の輸入自動車物流センターを基本的に形作っている。(記者/壮錦)

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