中国外交部、イスラエルのガザ軍事行動エスカレートに「断固反対」 

中国外交部、イスラエルのガザ軍事行動エスカレートに「断固反対」 

新華社 | 2025-09-18 11:01:00

 記者会見に臨む中国外交部の林剣報道官。(北京=新華社配信)

 【新華社北京9月18日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は17日の記者会見で、イスラエルがガザで軍事行動をエスカレートさせていることに断固たる反対を表明した。

 報道によると、イスラエルを訪問したルビオ米国務長官がハマス掃討への支持を表明した翌日の16日、イスラエル軍がガザ市への地上侵攻を開始し、大規模な空爆を行った。軍は同市住民の4割が避難したと推定している。国連人権理事会の調査委員会はイスラエルがガザ地区のパレスチナ人に対してジェノサイド(民族大量虐殺)を行っていると結論づけた。

 林氏は次のように述べた。中国はイスラエルがガザで軍事行動をエスカレートさせていることに断固反対し、民間人に危害を加え国際法に違反するあらゆる行為を非難し、緊張のさらなる高まりに深い懸念を表明する。関係国による火に油を注ぐ行為に反対する。

 われわれはイスラエルに対し、国際社会の強い懸念の声に耳を傾け、ガザでの軍事行動を直ちに停止し、全面的かつ永続的な停戦を早期に実現し、より大規模な人道危機を回避するよう求める。関係各国が地域の平和と安定を重んじ、公正な立場と責任ある態度を堅持し、事態の沈静化に向けて真に建設的な役割を果たすことを期待する。

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