特定の国・目標を対象とせず 空母「福建」台湾海峡通過で中国国防部

特定の国・目標を対象とせず 空母「福建」台湾海峡通過で中国国防部

新華社 | 2025-09-16 21:03:00

 【新華社北京9月16日】中国国防部の蔣斌(しょう・ひん)報道官は16日の記者会見で、空母「福建」が海上試験で台湾海峡を通過して南中国海海域で活動したとの報道に関し、空母建造過程での通常の計画であり、特定の国や目標に対するものではないと表明した。

 蔣氏は次のように述べた。中国の3隻目の空母「福建」はこのほど、台湾海峡を通過し、南中国海の関係海域で試験・訓練任務を遂行した。これは空母建造過程での通常の計画で、国際法と国際慣行に合致しており、特定の国や目標に対するものではない。

 中国は平和的発展の道を歩み、防御的国防政策を実施している。われわれは常に国の安全保障と装備技術の発展の必要に基づき空母を建造している。「福建」は「大国の重器」として、国家主権と安全保障、発展の利益を守る上でしかるべき役割を果たす。

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