9日、「MODE PLUS・TOKYO」の中国ブランドエリアで展示を見る人。(東京=新華社記者/岳晨星)
【新華社東京9月14日】中国最大級のファッションショー、上海ファッションウィークの公式展示会「MODE上海服装服飾展」が企画した「MODE PLUS・TOKYO」が8、9両日、東京で開かれ、中日両国の独立系デザインブランド40余りが出展した。
会場は中国ブランドエリア、日本ブランド合同エリアなどに分かれ、中国ブランドエリアには13の新進気鋭のデザイナーブランドが集結。「多様なスタイル」と「独自の言葉」で中国のデザインを世界に発信した。
9日、「MODE PLUS・TOKYO」で、中国うちわを紹介するデザイナーの吉承さん。(東京=新華社記者/岳晨星)
中国人デザイナーの吉承(きつ・しょう)さんは、服や中国うちわなどを出展。伝統絹織物「宋錦」や敦煌壁画などの伝統的図案から着想を得て、蘇州の伝統刺繡「蘇繡」の絹糸を用いて伝統工芸と現代ファッションを融合させた。
日本ブランドエリアには36の独立系デザイナーブランドが集まり、前衛的な実験からきめ細やかなハンドクラフト、ストリートカルチャーからライフスタイル美学まで、東京デザインの今を多彩な姿で示した。(記者/岳晨星)
9日、「MODE PLUS・TOKYO」の中国ブランドエリア。(東京=新華社記者/岳晨星)