記者会見に臨む中国外交部の林剣報道官。(北京=新華社配信)
【新華社北京9月13日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は12日の記者会見で、中国は中東情勢のエスカレートを深く懸念しているとし、対立を激化させ、地域情勢のエスカレートを招くいかなる行為にも反対すると表明した。
林氏はまた次のように述べた。中国は中東関係国の主権と安全保障への侵害行為に反対し、罪のない民間人を傷つけるあらゆる行為を非難する。暴力で安全をもたらすことはできず、武力で平和を得ることはできない。関係各国、特にイスラエルに戦闘終結、交渉再開、地域の平和と安定の回復に向けた積極的な努力を強く求める。