10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査現場。(邢台=新華社記者/牟宇)
【新華社邢台9月12日】中国河北省邢台(けいだい)市隆尭(りゅうぎょう)県にある戦国時代趙国の城郭都市跡、柏人城遺跡で、7月に始まった第6次発掘調査が順調に進んでいる。遺跡は2016~24年に5回の発掘が行われ、今年は3カ所を発掘。総面積は約600平方メートルに及ぶ。
柏人城遺跡は保存状態の良い古代の中大型城郭の一つで、2013年に第7次全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に指定された。今回の発掘は、これまでの成果を基に柏人城の築造と変遷過程をさらに明らかにするのが目的。既に発掘を始めた製陶工房区は、城の配置と機能区分に対する理解を一層深め、今後の学術研究と保護活動により多くの資料を提供する。柏人城遺跡考古公園の整備に向けた基盤も固める。
10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査で、作業にあたる発掘隊員。(邢台=新華社記者/牟宇)
10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査で、測量を行う発掘隊員。(邢台=新華社記者/牟宇)
10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査で、出土した瓦片を調べる発掘隊員。(邢台=新華社記者/牟宇)
10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査で、遺構に番号を振る発掘隊員。(邢台=新華社記者/牟宇)
10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査で、写真を撮る発掘隊員。(邢台=新華社記者/牟宇)
10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査で、作業にあたる発掘隊員。(邢台=新華社記者/牟宇)
10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査で、土を片付けるスタッフ。(邢台=新華社記者/牟宇)
10日、柏人城遺跡の第6次発掘調査で、出土した瓦片を見せる発掘隊員。(邢台=新華社記者/牟宇)