「国際識字デー」のポスター。(AI生成、北京=新華社配信)
【新華社北京9月8日】9月8日は「国際識字デー」。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が1965年、識字の重要性を世界に訴える日として制定し、翌年から実施されている。識字は単なる教育の指標ではなく、人間の尊厳や機会均等の基盤であり、貧困削減やジェンダー平等の促進にも直結する。
今年のテーマは「デジタル時代における識字の推進」。人工知能(AI)やインターネットが生活の基盤となり、デジタル技術がコミュニケーションや学び方、働き方に大きく影響を与える現代社会では、識字がこれまで以上に重要な意味を持つようになっている。多言語教育や成人教育の充実、中途退学防止などを通じ、誰も取り残さない学びの機会を保障することが求められている。
国際識字デーは「『読む・書く・学ぶ』力をすべての人に」という理念を改めて世界が共有する日である。
「国際識字デー」のポスター。(AI生成、北京=新華社配信)
「国際識字デー」のポスター。(AI生成、北京=新華社配信)