中国外交部のホームページのスクリーンショット。(北京=新華社配信)
【新華社北京9月8日】中国外交部は8日、日本の石平(せき・へい)参議院議員に対し、反外国制裁法に基づく制裁を科すと発表した。台湾や釣魚島、歴史、新疆・西蔵・香港などに関わる問題で長期にわたり誤った主張を繰り返し、靖国神社を公然と参拝するなど、中日間の四つの政治文書の精神や「一つの中国」原則に反し、中国の内政に干渉し、中国の主権と領土の一体性を著しく損なったとした。
石平氏に対する制裁措置は以下の通り。
一、中国国内に保有する動産、不動産およびその他すべての財産を凍結する。
二、中国国内の組織や個人が当該人物と取引や協力などの活動を行うことを禁止する。
三、本人およびその直系親属に対し、査証(ビザ)発給と入国(香港、マカオ両特別行政区を含む)を許可しない。
関連措置は2025年9月8日から実施される。