中国・福建省莆田市、靴産業で新たな活力
１９日、福建省莆田市の双馳科技オーダーメード工場。（莆田＝新華社記者／周義）
【新華社莆田８月２８日】中国福建省莆田（ほでん）市には靴のオーダーメード工場があり、消費者が靴と靴下を脱いで専用装置の上に立つと、画面に足のサイズや幅、土踏まずの高さなどの多次元データが表示される。システムがデータに基づき個人の靴型を自動生成し、消費者が選んだ色やスタイルを取り込んだ上で、スマート生産ラインが靴の製造を開始。最短１時間余りで「特注」の新しい靴を持ち帰れる。
履物・衣料品産業は同市の基幹産業の一つで、製靴および靴材関連の企業は４２００社を超え、１２億足以上の年間生産能力を持つ。近年はスマート化やデジタル化を進め、新たな活力を生み出している。
１９日、福建省莆田市の双馳科技オーダーメード工場で働く従業員。（莆田＝新華社記者／周義）
１９日、福建省莆田市の双馳科技オーダーメード工場で稼働するロボットアーム。（莆田＝新華社記者／周義）
１９日、福建省莆田市にある双馳科技オーダーメード工場のスマート生産ライン。（莆田＝新華社記者／周義）
１９日、福建省莆田市にある双馳科技オーダーメード工場のスマート生産ライン。（莆田＝新華社記者／周義）
１９日、福建省莆田市の双馳科技オーダーメード工場で、靴のデザインを選ぶ消費者。（莆田＝新華社記者／周義）
１９日、福建省莆田市の双馳科技オーダーメード工場で、足形データ収集装置を体験する消費者。（莆田＝新華社記者／周義）
