18日、莆田市仙遊県の三福古典家具に展示されている工芸美術品。(莆田=新華社記者/周義)
【新華社福州8月26日】中国福建省莆田(ほでん)市仙遊県は、「中国古典工芸家具の都」として知られ、国内の高級紅木(マホガニー)市場で大きなシェアを持っている。2024年の同県の工芸美術品生産額は730億元(1元=約21円)余りとなった。中でも古典家具の生産額は500億元を上回り、三福紅木文化工芸産業パークを代表とする産業クラスターを形成している。
同県はここ数年、伝統工芸美術産業の高度化と構造転換を推進し、「高級コレクション」「セレクトインテリア」「新中式(中国の伝統や文化要素を取り入れたスタイル)ライトラグジュアリー」「文化クリエーティブ系小物」という四大製品ラインを明確に定義。電子商取引(EC)に力を入れ、ライブコマースを通じて海外市場への展開を加速させている。(記者/周義)
18日、三福古典家具の文化クリエーティブ製品展示コーナーで、木製ブレスレットを試着する観光客。(莆田=新華社記者/周義)
18日、莆田市仙遊県の三福古典家具で工芸美術品の彫刻作業を行う従業員。(莆田=新華社記者/周義)
18日、莆田市仙遊県の三福芸術館で体験学習をする生徒たち。(莆田=新華社記者/周義)
18日、莆田市仙遊県の三福芸術館で、商品のライブコマースを行う配信者。(莆田=新華社記者/周義)
18日、莆田市仙遊県の三福古典家具で工芸美術品の彫刻作業を行う従業員。(莆田=新華社記者/周義)