23日、海から引き揚げられる「海琴」号。(中山大学号=新華社記者/張建松)
【新華社中山大学号8月25日】南中国海が朝日に照らされる23日早朝、中国が自主開発した深度6千メートル級の遠隔操作型無人潜水機(ROV)「海琴」号が、8時間の作業を終えて水深4140メートルから帰還し、海上試験に成功した。
「海琴」号は、上海交通大学水下工程研究所が開発。海洋総合科学調査実習船「中山大学」号のために特別に設計された新型の高効率型深海電動ROVシステムで、高精細カメラや多機能マニピュレーター、探査センサーなどを搭載し、自動方向制御、ホバリングによる位置保持、自動ライン追従など高度なスマート作業能力を備えている。
22日、「中山大学」号の船尾側主甲板で、雨の中で「海琴」号を設置する調査隊員。(中山大学号=新華社記者/張建松)
22日、「中山大学」号の科学調査センターで、深海の「海琴」号から送られてきたライブ映像を見ながら議論する調査隊員。(中山大学号=新華社記者/張建松)
23日、「海琴」号をバックに記念撮影する「中山大学」号の調査隊員。(中山大学号=新華社記者/張建松)
23日、水深4140メートルの海底に標識を設置する「海琴」号。(中山大学号=新華社配信)
22日、「海琴」号の水面監視制御動力ステーションで作業する調査隊員。(中山大学号=新華社記者/張建松)
23日、「中山大学」号の船尾側主甲板で作業する調査隊員。(中山大学号=新華社記者/張建松)
23日、海面に浮上する「海琴」号。(中山大学号=新華社記者/張建松)