【新華社蘭州8月23日】中国甘粛省定西市渭源県にある中薬材(中国伝統医薬の材料)栽培拠点では初秋を迎え、緑の葉が茂る中、薬草の香りが一面に漂っている。同県北寨鎮鄭家川村にある拠点では、畝に沿って整然と並ぶトウジン(党参)が風に揺れ、鮮やかな緑の葉が豊かに茂っている。
渭源県ではここ数年、中医薬産業の質の高い発展に全力で取り組んでおり、今年1~7月の総生産額は35億元(1元=約21円)に達した。中医薬産業はすでに地域経済の支柱として、農村振興を全面的に後押しする主要産業の一つとなっている。(記者/郎兵兵、李瓏、趙飛)