【新華社北京8月22日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、8月21日のニュースをお届けします。
1.中国外交部、731部隊の細菌戦「動かぬ証拠」 ロシアの文書公開受け
中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は21日の記者会見で、ロシアが中国侵略日本軍の731部隊による人体実験犯罪に関する機密解除文書を公開したことについて、日本の軍国主義が細菌戦を発動した事実には動かぬ証拠があり、否定も言い逃れもできないことが改めて示されたと強調しました。
2.ラサで西蔵自治区成立60周年の祝賀大会
中国西蔵自治区ラサ市のポタラ宮広場で21日午前、同自治区の各民族・各界の幹部・大衆約2万人が集まり、自治区成立60周年を熱烈に祝いました。
3.新華社シンクタンク、シリーズ報告書「南中国海の真相」発表
新華社国家ハイエンドシンクタンクは21日、「南中国海の真相」と題したシリーズ報告書を中国語と英語で世界に向けて発表しました。南中国海諸島に対する中国の領土主権と海洋権益の歴史的、法的根拠を体系的に説明し、域外勢力による「南中国海問題」干渉の真相を明るみに出し、中国が提唱する「南中国海を平和、友情、協力の海にする」実践の成果を深く解説しています。
4.香港特区の1人当たり保険料、24年はアジア首位に
中国香港特別行政区政府財経事務・庫務局の許正宇(きょ・せいう)局長は18日のブログで、2024年の香港の保険密度(1人当たり保険料)はアジア1位、世界2位となり、保険浸透率は18・2%になったと明らかにしました。
5.深圳発着の中欧班列、発送貨物の金額が累計30億ドル超す
中国広東省深圳市にある国際総合物流ハブセンターを18日、家電製品や電子製品を満載した「中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)」がロシアに向けて出発しました。深圳発着の中欧班列は同日、運行開始から5周年を迎えました。深圳市深国鉄路物流発展によると、深圳国際総合物流ハブセンターを出発した中欧班列の累計運行本数は5年間で878本、貨物輸送量は8万5千TEU(20フィートコンテナ換算)を超え、貨物の金額は30億ドル(1ドル=約149円)以上となりました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。