【新華社フフホト8月22日】中国内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド後旗で16日に発生した土石流で、行方不明となっていた最後の1人が22日午前8時(日本時間同9時)に見つかり、死亡が確認された。死者はこれで12人となり、救助された1人を除く全員が犠牲となった。
災害は16日午後10時ごろ、ウラド後旗烏蓋蘇木の東烏蓋溝上流で発生。突然の土石流により、キャンプをしていた13人と車4台が流された。発生後、各級の党委員会と政府の指揮のもと、応急管理や公安、消防、自然資源、水利、衛生・健康などの部門から1600人余りが動員され、捜索・救助活動が続けられていた。(記者/彭源)