中国外交部、習主席のSCO天津サミットでの活動を説明

中国外交部、習主席のSCO天津サミットでの活動を説明

新華社 | 2025-08-22 22:36:19

   【新華社北京8月22日】中国外交部の劉彬(りゅう・ひん)部長助理(次官補)は22日の記者説明会で、習近平(しゅう・きんぺい)国家主席が、31日から9月1日まで天津で開かれる2025年上海協力機構(SCO)サミットに出席することについて、次のように述べた。

   今回は中国が主催する5回目のSCOサミットで、SCO発足(2001年)以来最大規模となる。習近平主席は20人余りの外国指導者と10人の国際機関代表と天津で一堂に会し、SCOの成功経験を総括し、発展の青写真を描き、「SCO大家族」としての協力の共通認識を形成し、より緊密な運命共同体の構築に向けたSCOの歩みを後押しする。

   天津サミットは中国にとって、今年最も重要な首脳外交の一つ、「ホームグラウンド外交」の一つである。習主席は加盟国首脳理事会会議と「SCOプラス」会議を主宰し、それぞれで基調演説を行う。演説では、SCOが「上海精神」を発揚し、時代の使命を積極的に担い、人々の期待に応えることに対する中国の新たな考えや主張を示し、SCOの質の高い発展と全方位的な協力を支持する新たな措置や行動を明らかにする。さらにSCOが第2次世界大戦後の国際秩序を建設的に擁護し、グローバルガバナンス体制を改善するための新たな方法や道筋を提案する。

   習主席は他の加盟国指導者と共に「天津宣言」を署名・発表し、「SCOの今後10年の発展戦略」を承認、世界反ファシズム戦争勝利と国連創設80周年に関する声明を発表する。また、安全保障や経済、人文(人と文化)分野の協力強化に関する一連の成果文書を採択し、SCOの今後の発展方向を明らかにする。さらに、サミット出席の各国指導者と国際機関代表の歓迎レセプションを主催し、2国間の活動を集中的に多数行う。

 

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